全国の離島球児が熱戦を展開 離島甲子園開幕 県内では初開催


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腕を大きく振り入場行進する西表ヤマネコ・ティダボーイズの選手ら=22日午前8時すぎ、石垣市中央運動公園野球場

 【石垣】全国各地の離島から中学球児が集まる第10回「全国離島交流中学生野球大会」(離島甲子園)の開会式が22日午前、石垣市中央運動公園野球場で開かれた。県内では初めての開催。同日10時から1回戦が始まった。全国の離島から集まった24チームが、24日まで熱戦を展開する。

 開会式では選手代表として石垣島選抜の砂川羅杏(らいあん)主将が「甲子園に出場している高校生に負けないぐらいのプレーをしたい」と選手宣誓した。

 大会提唱者で元プロ野球投手の村田兆治さんは「何事も常に成功を確信して挑戦してほしい」と選手らを激励した。

 県内からは久米島イーグルス、宮古島アララガマボーイズ、石垣島ぱいーぐるズ、石垣島選抜、西表ヤマネコ・ティダボーイズの5チームが参加。市中央運動公園野球場など4会場で試合が行われる。【琉球新報電子版】

選手宣誓する石垣島選抜の砂川羅杏主将=22日午前8時30分すぎ、石垣市中央運動公園野球場