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【うるま】うるま市のみどり町1、2丁目自治会は夏休み期間中、子どもたちの学習を支援する「寺子屋」を公民館で開催している。子どもたちが公民館に来やすい環境を整え「地域住民と自治会とのつながりを密に持ちたい」(友寄秀憲自治会長)との思いから、寺子屋を発案。同地区在住の小学生を対象に、毎週月、水、金曜日に夏休みの期間限定で公民館を開放している。
みどり町1、2丁目自治会は、数年前にも学習を支援する「寺子屋」を開催していたが、周知不足などから継続が困難になり一時中断していた。「子どもたちが将来、みどり町を背負って立つ子になる」(友寄会長)と、7月から寺子屋を再開させた。
寺子屋が始まった7月28日、公民館には約25人の児童が夏休みの宿題を持ち寄り、精を出した。地域に住む元教員や保護者などが参加し、子どもたちの質問に答えていた。
「がんばりノート」を持ってきた棚原碧一君=天願小6年=は「分数の足し算とか漢字とか、分からないところをいっぱい聞けてよかった」と話した。