甘~い「黄金芋とろり茶」 うるまの名産使用、新商品


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うるま市の黄金芋が使われた「黄金芋のとろり茶」をアピールする島袋俊夫市長(中央)と製造した海邦商事のセントローレント真紀社長(右から2人目)=24日、うるま市役所

 【うるま】黒糖メーカーの海邦商事(うるま市、セントローレント真紀社長)は、うるま市の新たな特産品として「黄金芋のとろり茶」「黄金芋とビーグのとろり茶」を開発し、販売を始めた。セントローレント社長らが24日、うるま市役所に島袋俊夫市長を訪ね、報告した。黄金芋は宮城島と伊計島産、ビーグ(イ草)は市与那城の照間産を使用している。

 商品は市の島しょ地域活性化事業の一環で開発。事業受託しているプロモーションうるまが、海邦商事と農業生産法人「みやの」に開発を依頼した。勝連城跡前のうるま市特産品の店「うるまーる」や、市与那城の海中道路にある「海の駅あやはし館」で販売している。黄金芋のとろり茶は600円、黄金芋とビーグのとろり茶は700円(各税抜き)。

 セントローレント社長は「試行錯誤を重ねて開発した。玄米茶のようなとろっとした感覚と黄金芋の甘さが特徴だ」と新商品を紹介した。