むく材の断熱性体験を 新潟県の夢ハウス、北谷にモデル住宅


社会
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むく材住宅の良さを体感できる夢ハウスのモデルハウス=26日、北谷町伊平

 【北谷】独自の乾燥技術を生かした木材と工法でむく材住宅を全国で提供する夢ハウス(新潟県、片桐教夫社長)は26日、北谷町伊平に県内初となるモデルハウスをオープンした。

 モデルハウスは木造2階建て、延べ床面積は191・27平方メートル(57・87坪)。沖縄の木造建築での課題「白アリ・台風・暑さ」に対応できる頑強さや高断熱、遮熱性を体験できる。

 夢ハウスは、建築ノウハウを共有するビジネスパートナー(BP)が県内6社を含む400社ある。初年度は夢ハウス直営店で3億円の売り上げと10棟の契約を目指す。

 片桐社長は「県内の木造建築は既存住宅の3%程度と言われている。本格木造の良さを体験していただき、4%まで増やしたい」と話した。展示は午前10時から午後5時。火曜、水曜定休。

 問い合わせは夢ハウス沖縄モデルハウス(電話)098(988)5530。