工事車両67台がゲート入り 市民ら強制排除 雨の中仮設道路工事続く


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「K1護岸」建設予定地付近の仮設道路工事で、重機を使いブロックをつり上げる沖縄防衛局の作業員=30日午前10時ごろ、名護市の辺野古崎西側

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で30日午後0時30分ごろ、資材を積んだ工事車両67台が次々とゲートから米軍キャンプ・シュワブ内に入った。

 当時、新基地建設に反対する市民ら約60人が座り込んでいたが、搬入前に機動隊員約70人が市民らを強制的に排除した。

 シュワブ沿岸では辺野古崎西の「K1護岸」建設予定地付近で仮設道路の工事が行われた。時折雨が降り付ける中、重機で砂浜にブロックを積む作業などが確認された。【琉球新報電子版】

新基地建設反対を訴え抗議する市民ら。機動隊約70人によって次々に排除された=30日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前