那覇で50ミリ超の豪雨 6月以来 落雷で停電も


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赤い部分が1時間に50~80ミリの雨量を示すアメダス(地域気象観測システム)。赤い部分に覆われ、大雨となった本島中南部(3日午後9時半)(気象庁ホームページより)

 沖縄本島中南部では3日夜、雷を伴った非常に激しい雨が降った。

 沖縄気象台によると、南シナ海にある台風16号の湿った空気と、日本の南海上にある太平洋高気圧の周辺の湿った空気が沖縄本島上空に流れ込み、合流したため。那覇市で1日で50ミリ以上のまとまった雨が降ったのは、6月19日に206ミリの雨が降って以来となる。

 那覇市では午後9時半ごろ1時間に57ミリ、糸満市では午後9時すぎに1時間に50ミリの非常に激しい雨が降った。

 沖縄気象台は、3日午後11時前に沖縄市に大雨洪水警報、うるま市に洪水警報を出した。また午後9時すぎ、那覇市や糸満市など本島南部の広い地域に大雨、洪水注意報を出し、低い土地の浸水や河川の増水に注意を呼び掛けている。本島中部でも宜野湾市など一部に大雨注意報を出した。また、中南部一帯には午後10時半現在、雷、波浪注意報が出ている。

 沖縄電力によると、雷の影響とみられる停電が八重瀬町と伊江村の一部地域で発生した。八重瀬町では最大約640世帯で発生し、4日午前0時までに復旧した。

 伊江村では1190世帯が停電し、同午前0時現在、まだ続いている。
 那覇市では午後9時半ごろ1時間に57ミリ、糸満市では午後9時すぎに1時間に50ミリの非常に激しい雨が降った。

 沖縄気象台は、3日午後11時前に沖縄市に大雨洪水警報、うるま市に洪水警報を出した。また午後9時すぎ、那覇市や糸満市など本島南部の広い地域に大雨、洪水注意報を出し、低い土地の浸水や河川の増水に注意を呼び掛けている。本島中部でも宜野湾市など一部に大雨注意報を出した。また、中南部一帯には午後10時半現在、雷、波浪注意報が出ている。

 沖縄電力によると、雷の影響とみられる停電が八重瀬町と伊江村の一部地域で発生した。八重瀬町では最大約640世帯で発生し、4日午前0時までに復旧した。

 伊江村では1190世帯が停電し、同午前0時現在、まだ続いている。