【中国時報】新北、5小で新入生1人 1年生増も36校10人未満


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 少子化の影響で、新北市では新入生が1人の小学校が五つある。これらの小学校では全教諭と児童が唯一の児童を迎え、同級生がいないことを感じさせないよう温かく迎え入れた。

 新北市は台湾で最大の人口を有する。本年度は3万567人の新入生がおり、去年より1870人増えている。しかし、新北市は新入生が10人に満たない学校が36校あり、児童が1人のクラスが16クラスある。

 小学校では児童の引き留めに工夫を凝らしている。例えば海の観光資源を有する台東では、学校がシュノーケリングの授業を積極的に取り入れたり、イラストの授業を設けたりして、ようやく地元に残って勉強する新入生を確保した。また、部活にも力を入れる学校もあり、たゆまぬ努力を続けている。