「工事止めたい」と約40人がゲート前で行進 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
ゲートに向けデモ行進をする市民ら=9日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で9日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前で約40人の市民が座り込んだ。市民らはゲート前で「新基地建設反対」や「ジュゴンの海を壊すな」といったシュプレヒコールをしてデモ行進した。
 座り込みに参加した伊芸佑得さん(70)=うるま市=は「4年前から週1、2回通ってきた。みんなで思いを共有し、工事を止めたい」と語った。午前中に資材の搬入はなかった。
 一方海上ではN5護岸建設予定地付近で網袋に入った石などを積んだ仮設道路の工事が進んでいる。市民らはカヌー13艇、抗議船2隻で抗議を続けている。【琉球新報電子版】