工事車両62台が資材搬入 仮設道路の工事続く


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県警機動隊員によって移動させられる座り込み参加者=11日午前9時24分ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で11日午前、工事車両62台が米軍キャンプ・シュワブ内に入った。資材搬入前にはゲート前で座り込んでいた市民らが県警機動隊員によって移動させられた。

工事車両に向かって基地建設反対を訴える抗議参加者=11日午前9時30分ごろ、名護市辺野古

 一方、辺野古崎西側では、仮設道路の工事が続いた。「N5護岸」建設予定地付近では、大型トラックが工事中の道路に土砂を下ろしたほか、「K1護岸」建設予定地付近でもクレーンが動く様子が確認された。

 海上では新基地に反対する市民らが船4隻、カヌー約15艇で、監視や抗議を行っている。【琉球新報電子版】

新基地の「K1護岸」建設予定地付近で仮設道路工事を行う作業員=11日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸