東アジアハンドボールクラブ選手権 来年4月、沖縄県内初開催 琉球コラソンの参加決定


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県内初開催の東アジアハンドボールクラブ選手権に向け意気込む(左から)琉球コラソンの水野裕矢CEO、県ハンドボール協会の金城幸信会長、日本ハンドボールリーグ機構の家永昌樹GM、県ハンドボール協会の東江正作副会長兼理事長=12日、県庁

 日本、韓国、中国の3カ国で東アジアチャンピオンを懸けた東アジアハンドボールクラブ選手権の2018年に開催する第15回大会が沖縄県で開催されることが12日、正式に発表された。同選手権の県内開催は初。第15回大会は18年4月19~22日の期間、那覇市の県立武道館で行われる。また、開催地として日本ハンドボール協会の推薦で日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンが参加することも発表された。

 12日、県庁で開かれた記者会見で日本ハンドボールリーグ機構の家永昌樹GMは「ハンドボールが盛んな沖縄で国際大会が開催されることを喜んでいる。これを機会にさらに沖縄全土にハンドボールが広まっていてほしい」と語った。

 同選手権は04年に第1回大会が開催され、日本、韓国、中国の3カ国持ち回りで毎年4月に行われている。今大会は日本からは男女ともJHLのプレーオフの優勝チームと準優勝または日本ハンドボール協会推薦のチームが参加する。

 県ハンドボール協会の金城幸信会長は「(子どもたちには)大会を通して、世界で戦えることを学んでほしい」と期待を込めた。大会に初めて参加する琉球コラソンの水野裕矢CEOは「チーム設立10周年記念のシーズンに大きな大会に出ることに感謝している。開催県としてではなく、リーグを優勝して出場したい」と意気込んだ。