【石垣・宮古】台風18号の接近に伴い、石垣市や宮古島市に開設されている避難所には13日、複数の人が避難している。
石垣市登野城の市健康福祉センターに開設されている避難所には、13日午後1時現在で17世帯18人が避難している。避難した市民らは、横になったり台風のニュースが流れるテレビを眺めたりするなどして過ごしていた。
13日早朝に市登野城から避難してきた女性(87)は「家が古く、直撃したら家が倒れると思い避難してきた。こういう場所があるのは有り難い」と話した。
宮古島市役所城辺庁舎には夫婦一組が避難している。庁舎1階のソファーで休んだり、テレビを見たりしながら次第に風が強くなっている様子に不安そうな表情を浮かべていた。
女性(73)は「風が強くて避難した。風がやみしだい帰りたい」と話していた。【琉球新報電子版】