運命の本に出会う祭り ブックパーリー15日開幕


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「ブックパーリーOKINAWA2017」への来場を呼び掛ける実行委員会のメンバーと画家の山城えりかさん(中央)=13日、那覇市のリブロリウボウブックセンター

 「ブックパーリーOKINAWA2017」(同実行委員会主催)が15日に開幕する。5回目となる今回は過去最多の約70店舗がイベントに参加する。実行委員会の喜納えりかさんと渡慶次美帆さんらが13日、リブロリウボウブックセンターで記者会見し、「県産本フェア」「秋の怪談ナイト」「一日体験本もあい」など多彩なイベントの概要を紹介した。2人はそれぞれ「これほど多くの書店が協力する催しは全国的に珍しい」「沖縄は書店を歩いて本に親しむ文化が根付いている」と話し、参加を呼び掛けた。

 今回は初めて年々減少している地域書店の写真と記録を集めた「なつかし写真展」を読谷村、名護市など県内5会場で開く。家庭で保管している本を1箱分持ち寄って販売する「沖映通りえきまえ一箱古本市」は10月28日午前11時から午後4時まで、モノレール美栄橋駅周辺で催す。

 「ブックパーリーOKINAWA2017」は11月5日まで。

 期間中、イベント参加店で買い物をした人を対象に、画家の山城えりかさんが描いたブックカバーを贈呈する。