本場の迫力、道じゅねー 全島エイサー開幕


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第62回全島エイサーまつり初日の道じゅねーで、力強いバチさばきで演舞を披露する北谷町栄口区青年会=15日午後8時すぎ、沖縄市のコザゲート通り(具志堅千恵子撮影)

 【沖縄】第62回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光物産振興協会、市青年団協議会)が15日夜、沖縄市胡屋十字路周辺での道じゅねーで開幕した。沖縄市内外の21団体が勇壮な演舞を披露し、まつりの幕開けを飾った。

 雨が時折降る中だったが、大勢の観客が沿道を埋め、太鼓や三線、指笛の音を間近で感じながらエイサーを堪能した。

 宮古島市出身で、道じゅねーは初めてという川満達弘さん(44)は「力強さを感じる。本場の迫力だ」と魅了された様子。車いすに座って楽しんだ池原静さん(93)=うるま市=は「いっぺー上等」としきりに手拍子を送った。

 16日は午後4~9時に沖縄市コザ運動公園陸上競技場で第39回市青年まつりを開催する。17日は午後3~9時、同競技場で本祭が行われる。