特殊詐欺相次ぎ 240万円被害 沖縄県警が注意呼び掛け


社会
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 沖縄県内で還付金や架空請求の特殊詐欺が相次ぎ、計約240万円をだまし取られる被害があった。

 県警が注意を呼び掛けている。

 那覇署によると12日午後、那覇市無職の70代女性宅に市職員を名乗る男から「高額医療費の還付金がある」と電話があった。女性は男に従い、金融機関店舗外の無人ATMから2回にわたり約200万円を男の口座に振り込んだ。

 浦添署によると8月31日、地方公務員の50代女性=宜野湾市=の携帯電話に「有料サイト使用に未納料金が発生している」とのメールがあった。女性はメールの連絡先に電話し、男から「今日中に払わないと告訴する」と言われた。女性はネット通販最大手アマゾンの電子マネーを購入し番号を伝え、40万円分の電子マネーをだまし取られた。