【中国時報】新移民のため台北の街紹介 「文化パスポート」開催


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 台北市には現在、約3万4千人の新たに住み始めた移民(新住民)がいる。こうした新移民の人々に、新たな故郷となる台北を知ってもらうための催しが行われた。台北市文化局が主催する「2017台北文化パスポート」で、今年で16年目を迎える。今年は台北随一の繁華街「万華」、茶産業の一大地「大稻〓」、書店街の「温羅汀」の合計22カ所でガイド、4カ所で講座、18カ所で体験学習が行われた。

 文化局はこの三つのイベントとリンクさせ、新住民と各地の名所旧跡を回る巡見や、音声ガイドで地域を学ぶワークショップが行われる。イベントでは台北を紹介するだけでなく、新しい移民から故郷の料理を教わる教室も開かれた。

※注:〓は土ヘンに「呈」の「王」が「壬」