位置めぐり議論継続 11月に再度会談へ 軍港移設初の三者会談 知事、浦添市長、那覇市長


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那覇軍港移設に関する初の3者会談後に記者団への質問に応じる(左から)松本哲治浦添市長、翁長雄志知事、城間幹子那覇市長=19日午後2時36分、県庁

 那覇軍港の浦添市への移設をめぐり、翁長雄志知事、城間幹子那覇市長、松本哲治浦添市長による初の三者会談が19日午後、県庁で開かれた。

 会談後三氏が会見し、移設位置の決定など早期の移設実現に向け、引き続き協力していくことを確認し、11月にも再び三者会談開くことを明らかにした。

 軍港の移設位置をめぐっては、米軍牧港補給地区沿岸部の北側、南側の2案があるが、浦添市は景観の観点などから南側案を評価している。

 一方、県や那覇市は民港部分での物流への対応などから北側案に理解を示している。浦添市は現在、懇話会を開催し10月中に市独自案を提案する考え。【琉球新報電子版】