那覇市中心部で不発弾処理 国際通り封鎖 コンビニ、周辺店舗は臨時休業


この記事を書いた人 松永 勝利
不発弾処理の時間帯に交通規制が行われ、閑散とする国際通り=23日午前10時46分ごろ、那覇市松尾

 那覇市松尾で23日午前、不発弾処理が行われた。国際通りを含む松尾交差点周辺の道路が同日午前10時20分から交通規制で封鎖され、午前11時14分までに終了した。周辺のコンビニエンスストアや土産品店、Tシャツ店も交通規制の時間帯には一時閉店した。突然の国際通り封鎖や閉店に、国内外から訪れた観光客らが戸惑っていた。

不発弾処理を前に、米国製の50キロ爆弾を視察し、自衛隊員らから説明を受ける城間幹子那覇市長(右)=23日午前9時28分、那覇市松尾

 不発弾は8月3日に松尾2丁目のホテル建設工事現場で発見された米国製50キロ爆弾1発。避難対象は半径166メートルの区域で、約千世帯約2500人と約350事業所。避難所となった那覇市役所本庁舎には住民らが避難した。【琉球新報電子版】