【宜野湾】地域住民が町づくりを考え、実現に向けて具体策を話し合う「みんなで考えよう!Weラブ ぎのわん」が14日、宜野湾市の市社会福祉協議会で開かれ、約90人が参加した。この日は、市内で実現したい、実現できたらいいと思う「移動手段」について、10グループに分かれ、話し合い、提案した。
参加者たちは、日常生活で感じる交通手段の不便な点や改善点、他市町村の事例などを挙げ、具体的に宜野湾市では何ができるかを協議した。各グループからは「大型商業施設を中心にバス路線を運行できないか」「ヒッチハイク制度の導入」「交通会社勤務経験の人を再雇用し、交通手段を確保する」などさまざまな意見が挙がった。
地域で支え合う町づくりの構築などを支援する、さわやか福祉財団の阿部かおりさんは「住民が主体となった地域づくりシステムを構築しましょう」と呼び掛けた。
※注:Weラブの「ラブ」はハートマーク(黒塗り)