「ピンクリボン」10月1日に開催 乳がん検診重要性訴える


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乳がんの早期発見・早期治療を促すイベント「ピンクリボン沖縄2017」の来場を呼び掛ける実行委のメンバー=28日、那覇市の琉球新報社

 乳がんの早期発見・早期治療を促すイベント「ピンクリボン沖縄2017」(同実行委員会主催)が10月1日午後2~4時、那覇市牧志のぶんかテンブス館前広場で開かれる。骨密度の無料測定や触診モデルの展示などを通して、検診受診の重要性を訴える。

 イベントは2008年から乳がん検診月間に当たる10月に開催しており、今回で10回を数える。当日は、午後2時にさいおんスクエア前から会場のテンブス館までを参加者で練り歩く「ピンクウオーク」でスタート。会場では、検診情報などのほか、ダンスなどのステージパフォーマンス、無料ハンドマッサージや飲料配布もある。

 那覇西クリニック内にある実行委事務局の上原協(かのう)医師は「乳がんは女性がかかるがんで最も多い。男性も無関係ではない。多くの人に関心を持ってほしい」とPRした。

 院内患者会「那覇西ひまわりの会」の玉城文子さんは、友人に誘われて検診を受け、罹患が分かったと言い「検診を受けなければ、進行するまで分からなかったかもしれない」とイベントへの来場を呼び掛けた。