オスプレイ緊急着陸に抗議 平和憲法を守る八重山連絡協


この記事を書いた人 松永 勝利
緊急着陸したオスプレイに向かって抗議のシュプレヒコールを上げる市民ら=30日午後0時30分ごろ、新石垣空港のフェンス沿い

 【石垣】新石垣空港に米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ2機が緊急着陸したことを受けて「平和憲法を守る八重山連絡協議会」は30日正午から、オスプレイが見える同空港のフェンス沿いで抗議活動を実施した。約30人が参加し「欠陥機オスプレイは沖縄から出て行け」「着陸を常態化させないぞ」などとシュプレヒコールを上げた。
 協議会の上原均共同代表は「非常にショックを受けた。空港の外に落ちていたかもしれず、断固として許すことはできない。このような集会は1回で終われるよう米軍に大きな声を上げたい」と呼び掛けた。
 トラブルが発生したオスプレイの点検は午前11時ごろ中断した。【琉球新報電子版】