三つ星掲げ「あっり乾杯!」 台北でビアフェスト オリオンがPR


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オリオンビールを手に一斉に乾杯する来場者ら=30日、台北市の統一時代百貨店台北店

 【台北市で知念征尚】オリオンビールの台湾での消費拡大を目指す「オリオンビアフェストin台北~沖縄スペシャルタイム」が30日、台北市の統一時代百貨店台北店で始まった。初日から多くの市民が訪れた。舞台でBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」が歌われると、会場総立ちで「あっり乾杯」を声を上げ、沖縄音楽を聴きながらビールを堪能した。

 ビアフェストは屋外で音楽を聴きながらビールを飲む楽しみ方の提案を目指して始まり、今年で4回目。

 今年5月から始まった台湾のプロ野球リーグで、桃園市に拠点を置くチームのホーム球場で樽(たる)生ビールの販売を開始。ビアフェスト会場ではアセロラやシークヮーサーを使ったビアカクテルも振る舞われるなど、新しい飲み方を提案している。2017年度の樽、缶、瓶を合わせた台湾内での出荷量は、昨年より25%多い1680キロリットルを見込んでいる。

 友人2人と会場を訪れた〓伊哲さん(34)は「ファミリーマートで扱われているビールが飲みやすく、好きになった。台湾ではドラフトビールが中心だが、ほかの種類も扱ってほしい」と笑顔で語った。

※注:〓は「猪」のけものヘンがコロモヘン