これぞ名護 第1号 「くくるナゴStory」 商工会、3社の4品認証


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「くくるナゴStory」に認証された3事業者=2日、名護市産業支援センター

 【名護】名護市商工会(金城哲成会長)は名護市産業支援センターで2日、独自の地域ブランド「くくるナゴStory」の認証授与式を開いた。名護らしさが感じられる特産品として、パパイヤ茶など4品が第1号の認証を受けた。

 地域ブランド「くくるナゴStory」は、地域の「ひと・もの・こと」にスポットを当て、地域の魅力を再認識し、活性化につなげようと7月から始まった新制度。区長が各地で生産・製造された特産品を推薦した上、選定委員の審査をクリアした品が「くくるナゴStory」として認証される。

「パパイヤ茶」2品

 「くくるナゴStory」に認証されたのは(1)パパイヤ茶ペットボトル(やんばるパパイ屋)(2)パパイヤ茶ティーバッグ(同)(3)五色の彩り(春おばーのなんとう店)(4)沖縄県産果汁100%勝山シークヮーサー青切り(勝山シークヮーサー)―の4品。認証された4品は県内外で開かれる展示即売会へ優先的に出品されるなど、市が販路開拓へ支援を行う。

 市商工会の金城茂孝経営指導員は「名護で生産・製造していたり、地域で親しまれたりしているものにスポットを当てたい。認証を受けるには地域の区長推薦が必要で、これも全国初ではないか」と話した。

「勝山シークヮーサー青切り」
「五色の彩り」