伊平屋の夜、本番へ熱く　ムーンライトマラソン前夜祭　きょう号砲

　【伊平屋】７日に開催される第２３回伊平屋ムーンライトマラソン（主催・同実行委員会、共催・琉球新報社）の前夜祭が６日、伊平屋村の友愛と健康の広場で開かれた。月と星が輝く中、県内外から多くの参加者が集まった。選手らは伊平屋特産のもずくそばや、伊平屋島の泡盛「照島」を口にし、本番に向けて気持ちを高めた。

　大会長の伊礼幸雄村長が「今日の月も明日の月も満足してもらい、伊平屋村の自然を楽しんでほしい」と参加者を激励した。北谷町から参加した上原笑美子さん（３３）は「昨年のフルムーンに感動して今年も来た。名前の通りムーンライトと伊平屋の景色を楽しみたい」と意気込んだ。
　第１回大会から参加している静岡県の大西和芳さん（４６）は「村挙げて和気あいあいとする雰囲気が好きで毎年来ている。月明かりに照らされた海を見ながら頑張りたい」と笑顔を見せた。