「目指せ、バーガー日本一」 沖縄・うるまを凝縮、BONESの「阿麻和利」


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BONESの「阿麻和利」(同店提供)

 【うるま】8日から鳥取県で開かれるご当地バーガー全国一を決める「とっとりバーガーフェスタ2017-第7回全国ご当地バーガーグランプリ」に、県代表で出場するうるま市石川伊波のハンバーガー店「BONES」の関係者らが2日、うるま市役所に島袋俊夫市長を訪ねた。同店の島袋博昭代表は「出場するからには優勝を目指したい」と話し、日本一へ向け意気込みを見せた。

 BONESは、昨年12月の「第4回沖縄バーガーフェスタinぎのざ2016」で初優勝。全国大会への出場を決めた。

 BONESが手掛けるバーガー「阿麻和利」は、津堅人参パウダーや黄金芋のムース、地元・神村酒造の酒かす、浜比嘉島の塩など市産品をふんだんに使っている。

「とっとりバーガーフェスタ2017」に県代表で出場するBONESの「阿麻和利」をPRする、島袋博昭代表(前列右端)と島袋俊夫市長(同中央)ら=2日、うるま市役所

 「開発まで1年かかった」と語るのは、山内秀一朗店長。5位だった15年の県大会の悔しさを糧に、そこから改良を加えた。地元商工会や観光物産協会などと連携し、全国大会へ臨む。

 既に、来年以降の商品開発にも着手しており、中部農林高校の生徒とバーガー「阿麻和利」の第2弾の準備も進めている。「阿麻和利」は、市石川伊波の同店で800円(税込み)で食べることができる。

 島袋市長は「うるま市の特産品が凝縮されたバーガーだ」と絶賛、全国大会優勝へエールを送った。