宮里優作ノーボギーV ゴルフJGTO 賞金ランキング首位に


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 男子ゴルフのツアーワールド・カップ最終日は8日、愛知県京和CC(7190ヤード、パー71)で行われ、初日から首位の宮里優作(37)=東村出身=が68で回り、4日間ボギーなしの通算22アンダー、262で今季3勝目、ツアー通算6勝目を挙げた。優勝賞金2千万円を獲得し、賞金ランキングでもトップに浮上した。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)によるとJGTO発足の1999年以降、1大会の4日間72ホールでボギー以下を出さずに回ったのは初めて。男子レギュラーツアーでの連続ノーボギー記録は横田真一が2003年にマークした83。

 初日から単独トップを守り続けた「完全優勝」に宮里は「自分のやるべきことをしっかりやる。それを徹底できた」と笑顔を見せた。

 宮里は今年引退した女子の名選手、宮里藍さん(32)の兄。今季は好調で初の賞金王を争う。5月の中日クラウンズ優勝に次ぎ、国内メジャー戦では10年ぶりの沖縄開催となった日清カップで逆転優勝を飾り、国内三大大会の初制覇を果たした。11月には恩納村で開かれる平和PGMゴルフに出場する。