防衛相「大破して火吹く」 東村高江の米軍ヘリ墜落、沖縄防衛局長が抗議


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米軍CH53ヘリ墜落の連絡を受け、米側に抗議したと説明する小野寺五典防衛相=11日午後7時5分ごろ、防衛省

 小野寺五典防衛相は11日夜、米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが沖縄県東村高江の民間地で炎上したことを受け、中嶋浩一郎沖縄防衛局長がニコルソン四軍調整官に抗議したと明らかにした。防衛省で記者団の取材に答えた。事故の状況については「大破し火を吹いている」として、墜落なのか確認中という。

 事故が頻発していることについては「海兵隊の事故が続いている。安全な運航にしっかり対応するよう米側には強く申し入れたい」と述べるにとどめた。

 小野寺氏は「乗員は無事」だとしている。墜落現場が民間地だったことから、民間の被害がないか確認しているという。【琉球新報電子版】