津堅沖で2日連続 パラシュート降下訓練 地元反発する中で強行


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
MC130特殊作戦機からパラシュートで降下する兵士ら=12日午前11時59分、うるま市の津堅島沖

 【うるま】米空軍は12日正午から、うるま市の津堅島訓練場水域で2日連続となるパラシュート降下訓練を実施した。県や市は降下訓練の通知を受け、即座に沖縄防衛局を通じ米軍に中止を求めたが、米軍は訓練を強行している。

 さらに、11日には東村で米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリが不時着したばかりだ。米軍に県民の批判が集まる中での連日のパラシュート降下訓練の強行に、反発は強まりそうだ。

 米軍は正午と午後0時19分の2度にわたり降下訓練を実施した。正午には米兵7人とパラシュート2つを付けた物資とみられる黒い物体1つ、午後0時19分には米兵2人が降下した。【琉球新報電子版】