沖縄都市モノレール(ゆいレール、美里義雅社長)の乗客が13日午後、2億人に達した。県庁前駅で記念式典があり、2億人目の乗客となった那覇市の金城華琳さん(19)に花束や認定書、ゆいレールのオリジナルグッズなどの記念品が贈られた。
今春、進学のために名護市から引っ越してきた金城さんは「友人との買い物や空港へ行く際によく利用している。2億人目に当たってうれしい」と、満面の笑みを見せた。
ゆいレールは2003年に開通。1億人突破までは2814日を要したが、ここ数年は毎年順調に利用者数が伸び、2億人までは2358日と、1億人の時に比べ約400日も早く達成した。
あいさつした美里社長は19年に控える浦添市への延長開業に伴い「ますます利便性向上を目指し鋭意努力したい」と意気込んだ。