投票立会人に知念高生の城間、平良さん 新有権者を啓発 与那原


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期日前投票の立会人を務める知念高校3年の城間友芽子さん(右)と平良千尋さん=15日、与那原町役場

 22日に投開票される衆院選の期日前投票で、知念高3年の城間友芽子(ゆめこ)さんと平良千尋さんが与那原町の投票立会人を務めている。2人は18歳の新有権者。「選挙は人ごとではない」と話し、同世代に投票を呼び掛けている。

 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めての衆院選。若者に選挙を身近に感じてもらおうと、同町選挙管理委員会が14、15、21日の3日間、2人を立会人に選任した。

 15日、期日前投票所の町役場には有権者が相次いで訪れた。「こんにちは」「こちらにお願いします」―。2人は有権者に明るく声を掛け、比例代表の投票用紙を渡すこともあった。

 「投票所に来たのも初めてで緊張した」と平良さん。友人の父の紹介で立会人を引き受けたといい、「選挙を考えるきっかけになった」と感想を述べた。

 城間さんは将来、保育士を目指している。「18歳になって、クラスでも選挙が話題になっていた。私たちも投票に責任があると思う。教育に熱心な人を選びたい」と話していた。

 21日は午後2~7時、同町東浜のマリンプラザあがり浜で立会人を務める。