【台風21号】このまま北上すれば影響も 台風21号、フィリピン沖で発生


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台風21号(16日午前9時現在、気象庁ホームページから)

 16日午前3時、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が台風21号に変わった。

 沖縄気象台によると、台風がこのまま北に進んだ場合、沖縄本島地方と大東島地方に22、23日ごろかなり影響が出るおそれがある。沖縄気象台は、今後の台風の動きに注意するよう呼び掛けている。

 台風は1時間に10キロの速さで西北西に進んでいる。勢力を強めながら、フィリピンの東の海上を北上すると予想されている。

 16日午前6時現在、中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっており、半径170キロ以内では15メートル以上の強い風が吹いている。【琉球新報電子版】