反対への思いマイクを通し 辺野古で30人座り込み 資材搬入確認されず


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
マイクを握り新基地建設反対への思いを語る集会参加者ら=16日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で16日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前では建設に反対の市民が座り込みをした。突然の通り雨に見舞われながらも市民約30人は代わる代わるマイクを握り、新基地建設反対や22日投開票の衆議院議員総選挙への思いを語った。資材の搬入は確認されなかった。

 持病の影響で車いすに乗りながら抗議活動に参加した山田純一さん(70)=東京都=は「体の不調は言い訳にならない。体が動く限り座り込みに参加していきたい」と語り、「前回来た6月より工事が進められていることが悲しく悔しい」と声を震わせた。【琉球新報電子版】