【台風21号】大東島地方、21日夜に暴風域か 中止や延期のイベントも


この記事を書いた人 平良 正

 強い台風21号は、18日午後9時現在、フィリピンの東の海上にあり、発達しながら時速20キロの速さで北西に進んでいる。中心の気圧は、970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。中心から南側560キロ、北側390キロで風速15メートル以上の強風域となっている。

 沖縄気象台によると、21日から22日にかけて沖縄本島地方や大東島地方に最接近する見込み。このままの進路を進んだ場合、大東島地方は21日夜には暴風域に入る可能性がある。本島地方や大東島地方は、20日ごろから15メートル以上の強風になる見込み。海上では高波となり、しける恐れがある。

 台風接近の影響で22日に予定されていた「第30回いぜな88トライアスロン大会」は中止が決まった。那覇市で21、22日予定の「おきなわ技能フェスティバルものづくりフェスタ2017」は11月11、12日に延期する。