米軍が事故機搬出を開始 午後2時4分から順次 高江米軍ヘリ炎上


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事故機の一部を積み、ヘリ炎上の現場から出て来たトラック=19日午後2時4分、東村高江

 【東】東村高江の民間地に米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが不時着し、炎上した事故で、米軍は19日午後2時4分、米軍のトラックや箱形の車両で事故機の一部を事故現場から搬出した。

CH53Eの残骸を乗せたとみられる米軍車両=19日午後2時過ぎ、東村高江

搬出した車両3台の内、トラック2台は荷台にコンテナが積まれているが、コンテナに残骸が入れられているかどうか確認はできない。1台は箱形の車両に積んでおり、車両の中にブルーシートに包まれた残骸と見られるものを確認することができた。

 この日、午前中から事故機の解体作業が行われており、事故機の搬出に向けた作業が進められていた。

ブルーシートに包まれた事故機の一部を積んだ貨物車=午後2時4分、東村高江

 残骸を積んだ車両3台の内、1台は米軍北部訓練場内に入った。

 炎上した事故機の大半はまだ、事故現場に残っており、解体作業が続いている。今後順次搬出が行われるとみられる。【琉球新報電子版】