【東】高江米軍ヘリ炎上で、CH53E大型輸送ヘリコプターの残骸を現場から搬出したとみられる米軍の車両3台が19日午後2時ごろから午後4時ごろにかけて宜野湾市の米軍普天間飛行場と東村の米軍北部訓練場に相次いで入った。
事故機の残骸を積んだとみられる米軍の車両3台は19日午後2時4分から順次、規制線を超え現場から出ていった。そのうち、コンテナ型貨物車両1台が午後2時すぎ、現場から約3キロ離れた米軍北部訓練場の「N1」ゲートに入ったのが確認された。
さらに米軍の別のコンテナ型貨物車両1台と箱形の車両1台の計2台が、19日午後3時54分から同55分にかけて宜野湾市の米軍普天間飛行場の野嵩ゲートから基地内に入るのが確認された。
午後3時すぎには発電機とみられる機器を搭載した米軍車両が現場の牧草地に入った。関係者によると台風21号が近づいていることから米軍は回収作業を急いでおり、19日は日没後も作業を継続する可能性がある。【琉球新報電子版】