9月7日に登野城漁港で27キロのロウニンアジを釣り上げた下里肇さん。10月7~9日の3日間、釣り情報誌「釣王国」の取材で、登野城漁港や黒島遠征に同行取材。強風に悩まされながらも巨大サメやムネアカクチビ、タマンなどは釣り上げたが、本命のロウニンアジの姿を見ることはできなかった。
取材が終わって翌日、そのまま居残った宮古支部の花城周作さんと2人で午前9時から登野城漁港で竿(さお)を出した。花城さんは車の中でパソコンで仕事、下里さんは見物に訪れたメンバーと雑談をしていると、正午過ぎに魚のアタリを伝えるブザーが鳴った。見ると竿は海面に向かって突き刺さり、8キロにセットしたリールから、ラインが引き出されていた。
すぐに駆け寄り、竿を大きくしゃくってフッキングを入れて戦闘開始。巧みな竿さばきで、魚に主導権を与えないように誘導。8分ほどで足下まで寄せたのは145センチ、37・4キロのロウニンアジで、下里さんの自己記録となった。この様子はユーチューブでも見ることができる。https://youtu.be/y-7PB3AuyXk
「水辺感謝の日」の15日、宜野湾新漁港の釣り場清掃を行った。310人あまりのボランティアが参加して、それぞれ袋1杯のごみを回収した。また、沖合と堤防でタマンの稚魚5千匹の放流も行われた。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)