被害者支援へ古本販売 八重山署協議会 寄贈呼び掛け


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不要になった書籍などの寄贈を呼び掛ける八重山署協議会の加那原優子会長(左)と八重山署の与那嶺一文署長=17日、八重山署

 【八重山】八重山署協議会(加那原優子会長)は16日から、事件事故などの被害者支援に取り組む沖縄被害者支援ゆいセンターの活動をサポートする取り組み「ブック・DE・サポート」を実施している。古本などの買い取り査定額の全額をゆいセンターに寄付する取り組みで、期間は11月15日まで。同協議会は不要になった書籍などの寄贈を呼び掛けている。

 対象は古本やCD、DVD、ゲームソフトなど。書籍などを買い取り販売する「ブックオフ」を通じて、ゆいセンターに寄付する。同協議会が取り組みを実施するのは2016年に続き2回目。16年は1カ月間で古本など3720点の寄贈があり、査定額約6万円をゆいセンターに寄付した。

 加那原会長は「この取り組みがあることを知ってもらい、協力してほしい」と寄贈を呼び掛けた。問い合わせは八重山署協議会事務局(電話)0980(82)0110。