紙ヒコーキ 飛ばそう 来月、宮古島で 初のアジア大会


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 【宮古島】「JAL折り紙ヒコーキ アジア大会」が、11月4、5日にJTAドーム宮古島で開催される。同実行委員会が2日、宮古島市役所平良庁舎で会見を開き、同大会への参加を呼び掛けた=写真。アジア大会にはタイと韓国、香港、フィリピン、ベトナムから予選を勝ち抜いた約30人が参加する予定。大会公式の紙は、宮古島のサトウキビの搾りかす(バガス)から作った紙が使われる。折り紙ヒコーキのアジア大会の開催は初めて。

 宮古島市では13年前から紙ヒコーキ大会が開かれている。滞空時間のギネス記録を持つ、折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長は「2020年に世界大会を東京で開催する。その前にアジア大会をするなら宮古島だと思った」と述べた。

 11月4日は折り紙ヒコーキ教室や各小学校によるトーナメントなどが開催される。5日は巨大折り紙ヒコーキの制作や滞空時間を競う競技などが催される。いずれの日も航空教室が開かれる。個人戦への参加は200円が必要。問い合わせは同実行委(電話)0980(72)7949。