【中国時報】会社員の7割いじめを経験 加害者6割が上司・同僚


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 給料が低く、仕事も終わらず、いつも同僚からいじめられていたら、どれだけ耐えられるだろうか。

 「1111人力銀行」の調査で、会社員の7割近くが職場でのいじめを経験していることが明らかになった。いじめを受けやすい職種は行政総務、カスタマー・サービス、製造生産。

 いじめの加害者は上司や同僚が多数を占め、6割を超えた。いじめの種類は言葉による「からかい」「罵倒」「陰口」が最も多く55・6%、「精神的圧迫」「排除」「無視」も53%に上った。「仕事を助けない」なども含まれる。男女比では男性がいじめられる比率は女性よりも7%高かった。

 人力銀行の李大華副社長はいじめ解消の鍵は「縁」「援」「源」(中国語で全て同音)で、「良縁」「支援」「資源」を各々が理解する必要があると提案している。