米軍キャンプ・シュワブとの境界に設置されているフェンス/2017年10月25日 名護市辺野古の浜/新基地建設反対のメッセージを込めた横断幕が掲げられることもあります。


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒

キャンプ・シュワブのフェンスから。米軍の水陸両用車が訓練中 #キャンプ・シュワブ #辺野古 #水陸両用車 #AAV7 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

  米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が予定されている米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を遠くに見ることができる名護市辺野古の浜です。

 フェンスの手前は地元住民や観光客など訪れる人が歩いたり、休んだりできる砂浜ですが、フェンスを超えた向こう側は米兵らが訓練や演習を行う米軍キャンプ・シュワブの施設内になります。

 このフェンスを超えて向こう側に入ることはできません。

 フェンスの向こう側では、米軍が水陸両用車を用いた訓練などが行われることがあります。

 フェンスができる前は、この境界に有刺鉄線が張られていました。新基地に反対する人々が有刺鉄線に結んだ「平和のリボン」が焼かれたこともありました。、

 有刺鉄線が撤去され、新たにフェンスが設置されたのは、2011年5月です。コンクリートの基礎構造物の上部にフェンスが設置されました。

 設置された時には「地元住民の憩いの場として親しまれている浜でこのようなフェンスを設置するなんて植民地のようで許せない」などの批判の声が上がりました。

 浜からはフェンス越しに辺野古沿岸部の美しい海を見ることができます。どのような場所に新たな基地を建設する計画を立てているのか、一度現場を訪ねてみてはどうでしょうか。

 

 

カメラマンからの一言「キャンプ・シュワブのフェンスから。米軍の水陸両用車が訓練中」

米軍キャンプ・シュワブと民間地の境に設置されたフェンス=2016年7月6日、名護市辺野古