ジャズ演奏 心一つに 沖縄市 小学生ら、29日公演


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
本番に向け合同練習に励む小学生たち=22日、沖縄市上地のミュージックタウン音市場

 【沖縄】29日に開かれる「JAZZ de Night 2017」(主催・沖縄市、ミュージックタウン音市場、沖縄JAZZ協会中部支部)に出演する小学生たちが22日、市上地のミュージックタウン音市場で合同練習を実施した。JAZZ協会中部支部長の喜納正香さんから音の強弱やパートのつなぎ方などを学んだ。

 市内外の4校から集まった13人は7月から、ジャズの基本奏法や、パートごとの練習に励んできた。主催団体はジャズの普及や若年奏者の育成を目的に、毎年同様のワークショップを開いている。

 22日は本番で演奏する「星に願いを」と、ジャズの王道曲「シング・シング・シング」を練習した。喜納さんは「たくさん吹かないとパワーのある音は出ない」「ドラムは楽しそうな表情で演奏して」などと指導、子どもたちは必死で指揮についていった。

 29日のコンサートは子どもたちのほか「The Blenders Orchestra」らジャズバンド4団体が出演する。開催はことしで18回目。会場はミュージックタウン音市場で、開演は午後5時半。一般チケットは前売り2千円、当日2500円、小中学生は500円。問い合わせは同市場(電話)098(932)1949。