福建省友好20年で記念事業 翁長知事ら11月9日から訪中


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中国・福建省と沖縄との友好県省締結20周年記念事業で訪中日程などを発表する翁長雄志知事=31日午前、那覇市の県庁

 翁長雄志知事は31日、県庁で会見し、中国・福建省と沖縄との友好県省締結20周年記念事業で11月9日から13日まで福州市やアモイ市を訪問すると発表した。

 現地では記念式典や県省合同芸能公演のほか、県主催の沖縄観光物産展や経済セミナーも予定している。従来から進めている、沖縄から中国への物産輸出での検疫など貿易の迅速化に向けた協力も求める。

 翁長知事は会見で「今回の20周年記念事業を機にさらなる交流の拡大を図り、成長著しいアジアのダイナミズムを取り込みながら共に発展していきたい」と抱負を語った。

翁長雄志知事(右)の訪中に先立ち知事に面談する何振良・駐福岡中国総領事=31日午前、那覇市の県庁

 訪中を前に何振良・駐福岡中国総領事が31日、県庁に翁長知事を訪ねた。何総領事は、翁長知事の訪中を歓迎し、さらなる交流深化に期待を示した。

 沖縄側での記念式典は11月24日、那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇で開かれる。【琉球新報電子版】