10月18日から2泊3日の島あっちいプログラムで伊良部島を訪れた西原東小学校5年生4人を受け入れた漢那正太さん。2日目の午後からは漢那さんの得意な釣りを体験してもらおうと、佐良浜漁港にやってきた。
子どもたちの仕掛けを準備する前に「ひょっとして釣れたらいいね」とマグロの頭を餌にした大物仕掛けを垂らしておいた。
それから子どもたちにウキ釣りを教えていると、大物がヒット。20メートルほどラインを出されたが、すぐに竿(さお)を手に取り、ドラグを締めるとラインの出は止まった。
それからは大物竿を曲げての豪快なやり取り。見ていた子どもたちは大はしゃぎ。8分ほどのやり取りで海面に浮いたのは130センチ・32キロのロウニンアジ。子どもたちは、予想していたより数倍も大きな魚を見て大興奮。漢那さんはギャフを掛けると、子どもたちと一緒に堤防まで引き上げた。
堤防に横たわった大物を見て再び大興奮の子どもたち。本島ではめったにできない体験をさせられたと漢那さんも喜びをかみしめた。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)