沖縄パワー全開 1000人の三線も 横浜・鶴見ウチナー祭


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【横浜】第2回鶴見ウチナー祭(同実行委員会主催、鶴見区共催)が4日から2日間、横浜市の鶴見区弁天町の入船公園で開催された。2日間で約7万人が来場し、沖縄の料理や音楽を満喫した。

 来場者は沖縄料理や泡盛、オリオンビールを堪能しながら、三線やゆし豆腐作り、琉装を体験。沖縄音楽や琉球舞踊、地元鶴見のエイサー、南米帰りの県人らによるサンバ演舞を楽しんだ。千人で安里屋ゆんたを演奏する「1千人三線」も開催され、盛況だった。

 京浜工業地帯の一角にある鶴見区は大正時代から多くの沖縄出身者が移住し、沖縄芸能や沖縄料理など、沖縄文化が深く根付いた地域だ。沖縄関係のイベントも多く、「沖縄パワー」は鶴見区活性化に向けた一大勢力として、注目されている。(山川夏子首都圏通信員)