沖縄のリゾ婚、過去最多に 17年上期6933組、国内・海外とも増加


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 沖縄県文化観光スポーツ部は9日、2017年上半期(1~6月)の県内リゾートウエディングの実施組数を発表した。前年同期比5・8%(380組)増の6933組で過去最高となった。内訳は国内が6・5%(366組)増の5999組、海外が1・5%(14組)増の934組。実施組数は12年以降、最高を更新している。

 スタイル別ではチャペルでの挙式が全体の70%を占め、フォトウエディングが27%と続いた。香港(523組)、台湾(296組)が海外の88%を占めている。
 現地の法律に基づき結婚するリーガルウエディングも増加傾向にあり、17年上半期だけで10市町村で158件の届け出があった。

 県などは台湾でリゾートウエディングに特化して商談会を開催しており、トップシーズンの10、11月も「前年並みかそれ以上の実施組数が見込まれる」(県担当者)と予想し、17年の目標を前年比601組増の1万6千組としている。

 調査は県内関係企業63社を対象に実施し、回答があった36社の数値を集計した。