【中国時報】風力発電に続々参入 外国企業が洋上4基計画


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 洋上風力発電をリードするデンマークのエルステッド・エナジー社は3千億元(9900億円)を投資し、彰化県芳苑35~60キロ沖で4基の洋上風力発電装置の設置を計画し、鉄骨設計を手掛ける世紀鋼鉄結構社と協力するという覚え書きを交わした。台湾国際造船公司もエルステッドの計画に参入し、洋上風力発電の工作船を受注するとみられ、将来的には13の企業が工事に参加するものとみられる。

 洋上風力発電は陸上より大きな風力が得られる洋上に風力発電所を建造し、そこから電力を供給するもので、すでにヨーロッパや中国でも実用化されている。

 この彰化の発電計画での発電容量は2・4ギガワットで、280万戸の台湾の家庭の需要を満たすものである。