台湾人の多くがスマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)を使っているが、台湾でLINE事業を展開をする台湾連線社が、モノのインターネット(IoT)サービスを始めることを発表した。
責任者のホセルイス・タカハシ氏はモノのインターネットの潜在力は高く、成長率は17%にも達していると指摘する。
「LINE Things」と名付けられたプラットフォームでは、例えば車の分野ではLINEアプリでガソリンの残量や、鍵のかけ忘れ防止、そして遠隔地から車をロックすることができるようになる。家電分野ではクーラーやビデオ機器など家電製品をLINEアプリで操作することも可能になる。タカハシ氏はLINEは単なる通信手段から「智恵(ちえ)」の入り口になると力説する。