【中城】中城村の津覇小学校の2年生44人は1日、同校で村の特産物の島ニンジンとジャガイモの種植えを行った。島ニンジンは約100日で収穫できるとされており、2月ごろの収穫に向けて、児童は水まきや雑草の駆除などに取り組む。
生活科の授業の一環で、農業体験が目的。村農林水産課の山下大作さんや営農指導員の高江洲賢文さんから種の植え方を学んだ児童は真剣な表情で種をまいていた。
仲本美優さん(8)は「島ニンジンの種まきは楽しかった。あまり食べる機会もないので、収穫したらおいしく食べたい」と収穫を待ちわびている様子だった。
村農林水産課の比嘉義人課長と、ジャガイモの種芋5キロを寄贈したJAおきなわ中城支店の比嘉守明支店長は「おいしく食べられるように、頑張って育てて」と児童たちに語り掛けた。