平和を発信するワークショップで討論する生徒=10月17日、JICA沖縄国際センター体育館

 【浦添】秋の修学旅行シーズンを迎え、青年海外協力協会沖縄事務所が実施する「おきなわ世界塾・修学旅行プログラム」を活用する学校が増加している。国際協力・平和・環境・グローバル人財などをテーマに、フィールドワークを通して沖縄の歴史などを学び、ディスカッションを重ねながら世界とのつながりを考えるプログラムだ。

 10月16日から4泊5日の日程で修学旅行で沖縄を訪れた広島城北高等学校(岩本光彦校長)の生徒146人は17日、同プログラムを実施した。

 基地返還後を考える「おもろまちコース」と沖縄の文化や戦争の歴史に触れる「浦添城址コース」の2ルートに分かれたフィールドワークで知識を深めた。

 その後、JICA沖縄国際センターで国際協力についての講義や平和を発信するワークショップを実施した。過去の悲惨な戦争による沖縄と広島の共通点を体感した生徒らは「平和を維持するためには戦争があったことを風化させてはいけない」「自分たちが語り継いでいくことが大事だ」などと発表した。

 一行は18日から2泊3日で伊江島を訪れ、家業体験や平和学習を深めた。(中川廣江通信員)