ラグビーの第97回全国高校大会沖縄県予選最終日は23日、読谷村陸上競技場で決勝を行い、コザが10―0で名護を下し、2年ぶり15度目の花園出場を決めた。6年連続で同じ顔合わせとなった頂上決戦は、少ない好機を生かしたコザに軍配が上がった。
前半、風下に立ったコザは、多くの時間を自陣でプレーした。何度も攻め込まれたが、ゴールライン前で踏ん張り得点を許さなかった。名護の攻撃に耐える中、19分すぎにバックスでボールを回し、出砂隆一郎からボールをもらった玉城凛が先制のトライを挙げた。
後半もバックスで良い動きを見せ、ダメ押しの1トライを決め、粘る名護の突進を全員でしのぎきった。
東大阪市の花園ラグビー場で行う全国大会は、12月2日に抽選会を行い、27日に開幕する。