ボトルも味も“ワン”ダフル 瑞泉酒造、限定えと泡盛


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縁起物として出荷を待ついぬのえとボトル=22日午後、那覇市首里崎山町の瑞泉酒造(新里圭蔵撮影)

 師走を前に那覇市首里の瑞泉酒造では22日、作業員らが陶器で作られたえとボトルに泡盛を詰める作業に追われていた。えとボトルは年末年始の縁起物で人気を博している。

 来年のえとの「いぬ」をかたどったボトルは720ミリリットルのゴールド30度、ホワイト25度の2種類1200本を限定で用意する予定だ。

 泡盛の香りが漂う工場内で作業員が一つ一つ丁寧に作業をしていた。限定商品として仕上げ、県内外に向け出荷される。

 作業をしていた玉城とよこさん(54)は「気持ちも新たにえとボトルで新しい年を迎えてもらいたい」と手を休めることなく笑顔で話した。